ジュピ公式サイト ツインレイストーリー 第3話 ツインレイ統合への道のりに立ちはだかる高い壁・・・「私のこの感情は邪魔でしかない」

第3話 ツインレイ統合への道のりに立ちはだかる高い壁・・・「私のこの感情は邪魔でしかない」


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きっと、TRUE HEARTSさんの32話みたく、
ジュピとカンタくんがツインレイについて話し合うことは、これから先もないと思いますが、
初編7話のような宇宙な会話をしてたり、「おかしい」レベルのシンクロを起こしてたり…

「彼の気配」で一度、

「やっぱり俺達はツインソウルなんだな」

って声が聞こえたバージョンがあったので、
(ジュピはツインレイって思ってるんだけど、気配カンタくんはツインソウルって言いました)
なんだか、「テレパシーで話し合ったレベル」です(-ω-)/

でも…



やっぱり現実に負けそうになる未熟なジュピがここにいます。

。。。

。。。

。。。


出張から帰り、1日空けてまた出張へ行きました。
今回はカンタくんも一緒に。まぁまぁの大人数(7人)で。

カンタくんが何ヶ月も前から手掛けていた、彼主催のとっても大きなイベントです。
各界の著名人の方々も集まり、テレビカメラも入っています。
華やかな、本当に煌びやかなこの会場の、彼は中心に立っています。

とても素晴らしいイベントで、
全国の仲間に囲まれて笑っているカンタくんが本当に眩しくて、誇らしかったです。

私はイベントの最中、一度もカンタくんに近寄る事無く、一言も話さず会場を去ります。


翌日、空港へ向かっていると、カンタくんから電話が鳴ります。

「ジュピ、昨日どうだった?すごかっただろ?」

と弾んだ声でカンタくんは言います。

「うん、とっても。ホントにすごかった。素晴らしかったです。」

と私は言いました。

私達だけ先に帰る予定でしたが、
カンタくんも同じ便をとったから一緒に帰るとのことで、空港へやって来ました。
地元へ戻ってからみんなで食事をして、私達は話し合いました。

「ジュピ、イベントすごかっただろ?
これで俺のやりたいことを全国にもっと広げていけるんだ。
みんなのためにもっと頑張らなきゃな。」

と嬉しそうに話すカンタくんに、ジュピは言いました。

「うん、ホントに素晴らしくって、…ホントに怖くなっちゃった。
私はカンタさんに近寄っちゃいけないと思った。」

「…全国に仲間がいるからな。」

「うん。もうやめなきゃいけないって本気で思ったんだ。」

「…うん。ジュピ、すごくキレイだったよ。」

「うん、ありがとう。」

「ホントにホントにキレイだったよ。」

私達の事が公になると、これだけたくさんの人に迷惑がかかるんだ…
というのを目の当たりにしてしまい、ジュピは本当に怖くなってしまいました。

私達は世間から見ると「W不倫」です。
私達の家族や社員だけでなく、カンタくんを信じて集まってくれている全国の仲間達全員を、
「裏切る」ことになってしまう。。。

私は、カンタくんの頑張っている事が、私のせいで失われてしまってはいけないと強く思いました。
カンタくんはこの日、「それでも秘密を守れるか」の確認がしたかったのかも知れませんが、
私は、「やめましょう」と提案しました。

家に帰り、何もやる気になれず、もうやめたい、会いたくない、
好きでなくなれば楽なのに、私のこの感情は邪魔でしかない、と、
泣きつかれるほどに泣きました。

カンタくんとの恋愛に終わりを告げたのはこれが2度目でした。

(1度目のお別れは初編7話をご参照ください)

※近付く、避けられる、を繰り返しているので、
何度も何度もくっついたり離れたりしている状況ではありますが、
ハッキリ別れを告げたのはこれが2度目です。

。。。

。。。

。。。

その10日後、私と仕事の打合せの約束をしていたカンタくんが事務所に現れました。

が、来た途端カンタくんの機嫌がものすごく悪くて…、
ずっとイライラと、私も含めみんなに風当たり強く接して来ます。


私は事務所をパッと出て、カンタくんを放置して1人でランチへ出かけました。


※もう一度書きますが、
「打合せの約束」をしていたのに、私は「彼を放置」したのです。
社長との大事な打合せ…確か年末賞与の金額決定だったと思います。
客観的に書くと、とんでもないことやってるなぁと思いました(;・∀・)

3~40分後に事務所へ戻ると、みんなが「ジュピさんどこ行ってたんだよ~(´;ω;`)」と。
あれからもカンタくんはしばらく事務所にいて、すごくウロウロしながらワーワー騒いでたそうです。
きっと、アレ?ジュピどこ行った?と思ったけど誰にも聞けず、
帰るに帰れず、ウロウロしてたんだと思います(笑)

私はみんなに、

「みんな社長に何を言われても、謝る必要がない時は謝らなくていいんだよ。
私は謝らないし、言い返して喧嘩になると面倒だから消えたの。
ゴメンね。機嫌悪いヤツの機嫌なんか取らなくていいから。」

と伝えました。

※「自分の機嫌は自分で取る」というTRUE HEARTSコミュニティでの教えです♪

その日の夜、カンタくんから着信があり、

ヤバイ!今日いつの間に消えたんだ!みたいな怒り電話かしら?

と思いながら恐る恐る電話に出ると、

「ジュピ?今大丈夫?あのね、今度〇〇教室開きたいんだけど、いい?」

と。

「〇〇教室?いつくらい?いいよ、日程は早く決めて教えてね。」

みたいな、どうでもいい内容でした。

この電話がかかって来なかったら、私からはきっと電話もしないし、
仕事の大切な打合せが滞ることは分かっていたけど、
もうどんなに遅れても知るか!と思っていました(/・ω・)/
(年末みんなに賞与払えないかもだけど、ごめんね~という気持ちw)

まぁ電話をかけてきてくれたお陰で翌々日に、
再び機嫌よく現れたカンタくんと無事ランチしながら打合せができました(^-^;

しっかりと打合せを終えた後、カンタくんは、
初めてジュピを「ロックオン」してくれた初編1話の時のように、夢を語り始めます。

大きな大きな夢は、さらに大きくなっていて、この人はきっと叶えるんだろうなと、
ジュピはとても眩しくカンタくんを見つめながら聞いていました。

ランチなのに3時間、飽きる事なく2人で色々な事をお喋りして、
超絶多忙であくせくしてた日々の中、この時ばかりはとってもゆったりと時間が流れて、
すごく幸せな気持ちになれ、ジュピは素直に、

「ずっとバタバタ忙しいけど、今こうやってカンタさんの話しを聞いて、
のんびり過ごせてとっても楽しい。こういう時間って大切だね。
あ、でも機嫌の悪いヤツの機嫌なんか取らないから。
自分の機嫌は自分で取ってから来てね、次からは。」

と伝えて2人で笑っておきました。


でも今思えば…、このゆっくりとした時間は「嵐の前の静けさ」だったのかな…(遠い目)

。。。

。。。

。。。

その2日後、全国のトップ達が集まる理事会が私達の地元で行われることになっており、
ウチの会社とは全く別団体(カンタくんはその団体の一番トップ)なのですが、
ジュピさんにもぜひ出席して欲しいと連絡が入ります。

理事は企業の社長さんばかりで構成されており、

理事会はいつも経営者達が夢を語って終わってしまう。
その上カンタくんの発言はぶっ飛んでいる、マネジメントする人材が欲しい、
アイデアを具体的に形にしていきたい、カンタくんに首輪をつけて欲しい

(本当に言われましたw)との要望でした。

その理事会の前日、初編7話の頃の大事件の「トドメ」のような事が起こりました。
余波が半端ない…orz

その件が心に引っかかりつつも参加していた理事会の真っ最中、
今度は全く違う、寝耳に水的な、社員さんの「とんでもない報告」が入ります。

初編7話の頃の大事件の「トドメ」・・・半年前の地震で地割れしていたところに追い打ちをかけるように再び余震が起きて家が崩壊し、

社員さんの「とんでもない報告」・・・そこに雷が落ちたような衝撃、とでも言いましょうか…

※1年以上経過したので書きますが、パート社員の息子さんが全国ネットのニュースに連日出てしまう程の事件を起こしましたorz

ジュピとカンタくんは、その一報を受けた直後、会議中目が泳ぎまくり、
議事録を書いていた私の手も止まり、周りの理事達も、
私達2人の様子が明らかに「おかしい」と気付いたと言います。

2人が沈黙になった会議で、カンタくんが急に思い立ったようにそっと私に耳打ちしました。

「社員の身の回りに起こった事は全て俺の責任だ。
俺は、お前やお前の子供に何が起こったとしても、お前を絶対に手離したりしない。
そうだろ?」

これだけ私に告げた途端にカンタくんは、再び会議に積極的に参加し始めました。
気持ちを切り替えた瞬間でした。

。。。

。。。

。。。

その日の懇親会で、会議中にとんでもない事が起こったことを他の理事にも報告しました。

前日に引き続き、昨日の今日でビックリするような事が立て続けに起き、
私は怖くて仕方なくて、でもカンタくんは気持ちを切り替え、

「これから何が起ころうとも俺は、針の筵でも走り続ける。
ジュピ、一緒に頑張ろうな、頼むぞ!」

とか言うではありませんか…(ノД`)・゜・。
そして握手を求めてきて、私は差し伸べられた手を取りましたが、

「目を、目を合わせられないです・・・(+_+)」

と言い顔を逸らしてしまいました。周りの理事達は大笑いし、
「ジュピさん、大変だなぁ~。」「写メ撮りたい。」
なんて言われてしまいました。

帰り間際に、

「ジュピ、一緒にやるぞ!お前が必要だからな。頼むよ。」

と再び握手を求めてきたカンタくんにジュピは言いました。

「私が社長だったら耐えられない。とんでもないレベルの事態が起こっています。
でもカンタさんは、いつも矢面に立って、私達を背中にスッポリ隠してくれてる。
私カンタさんがいなきゃ生きていけないかも…
私にできる事なんてほんの些細な事なのかも知れないけど、一緒に頑張ります。」

今度はしっかり彼の目を見つめ、手を握りしめました。

「オイオイ、”カンタさんがいなきゃ生きていけない”なんて言うなよ。
恋愛みたいだろ。」

ってカンタくんがみんなに聞こえるように大きな声で言うから、

「そこだけピックアップすんなよ!」

と言って帰りましたw

つづく

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