ジュピ公式サイト ツインレイストーリー 第9話 宇宙の采配?新月の夜に奇跡を起こすツインレイ

第9話 宇宙の采配?新月の夜に奇跡を起こすツインレイ


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幾度となく説明させていただいていますが、
彼と私は同じ気持ち、同じ心を持っているので、
どんなに離れようと思っても離れる事ができません。

一緒に居ると、得意分野が全く逆なので、
お互いの足りない部分を補い合う事ができます。

ただ…、視点が真逆なので、
方向性が全く同じである時と、全く正反対な時があって、
お互いの考えが全然違う時に激しくぶつかり合ってしまったり、
長い冷戦に突入したりしてしまいます。

2人で交渉事などに出向くと、カンタくんが感情に訴え、
ジュピが理論で攻める、という構図が自然と出来上がります。
仕事をする上でも、彼が夢を語りみんなの士気を高め、
私が細やかなマネジメントをして数字と結果を出します。

こんな風に同じ目標に向かって突き進めば最強タッグなのになぁと、
客観的には理解できるのですが、私情が挟んでしまうんですよね…(^-^;

頻繁に喧嘩と仲直りを繰り返していたある日、
またしても元職場社長と先輩と私達の4人で食事へ行った時の出来事です。
ホテルの最上階にあるラウンジで、
一面ガラス張りの窓を指さし、カンタくんが言いました。

「UFOだ。ホラあそこ。」

「嘘ばっかり~。前に出張先でもUFOとか言い出して、
全然違ってたじゃん。」

と私は返したのですが、先輩が、

「イヤ、でもあの光、ずっとおかしな動きしてるような気がする。」

と言うのです。

3人でその光をじっと見つめていると、
大きな星のような街灯のような遠くに見える光の周りに、
小さな光が一つ二つキラキラッと出没したかと思えば消え、
を繰り返しています。
周辺の定まった場所ばかりが光る訳ではなく、
右側だったり左側だったり。

「ホント不自然な光…なんだろう。」

「だからUFOだって。」

30分くらいは見えていたのですが、
大きな光が一瞬さらに強い光を放ったかと思えば、
パッと跡形もなく消え去ってしまいました。

全ての光が消えてしまってからやっと周囲の人達は、
なんだどうしたと言い始め、結構長い時間、
私達3人はUFOだUFOだと騒いでいたにもかかわらず、
元職場社長や他のお客様は全くその存在に気付いていませんでした。

え?あんなに騒いでたのに私達以外誰も見てないの?
と、これまた不思議な感覚になりました。

そのせいもあってか、
特別な時間を共有した3人」という気持ちが強まり、
その後私達は、お互いの事をどう思っているか、
みたいな話題になりました。

。。。

。。。

。。。

ジュピ

「私は気が強いし、我が強いし、
自分の意見を強く持ってて曲げる事がなかなかできない…
(ウンウンと大きく頷く先輩とカンタくん)
大人だから視野を広げて妥協する事もあるんだけど、
でもそんな時、決っっっして納得はしてない。

でもカンタさんと先輩は、
私に反対意見でもしっかりと言ってくれるし、
私をしっかり納得させてくれる。

自分の意見をすんなり曲げる事ができるというか、
会話が成立するというか、話しててとっても心地良いのは、
カンタさんと先輩なんだよね。」

カンタくん

「俺だって、俺に意見するやつなんか1人もいなかったのに、
ジュピだけだ、”シバクぞ!”って平気で言ってくるのは(笑)

でもお前の言う事なら聞けるんだ。
俺は全くお前に何の不満も持ったことがないし、
ただただ感謝しかない。

多分俺ら3人はそういう星の元に生まれたんだよ。」

先輩

「きっと3人同じ気持ちだよ。
僕も思いっきり怒鳴られた女性って、
一生のうちでジュピさんくらいだからね、
トラウマになってるからね(笑)

でもその時ジュピさんが叱ってくれたことに納得させられて、
気持ちを改めることができたからね。
だから一緒にUFOも見れたんじゃないかな。」

※何年か前に、先輩を本気で怒鳴ったことがあります(^-^;
その話はまたの機会に♪

「そういえばカンタさんに強気で意見してる男の人って、
先輩しか見た事ないかも。

カンタさん強すぎて会社の人は誰も太刀打ちできないし、
取引先さんで立ち向かってくる人はいるけど、
カンタさんが全然同じてないのが判る。
先輩の話しはしっかり聞いてるもんね。」

などと、「我の強い物同士が褒め合う絵図」となりました(笑)
ジュピは続けて話しました。

「あとね、カンタさんの会社に転職して、社員さんはもちろん、
この2年間にすごくたくさんの初対面があったんだけど、
出会う人ほとんどがすごく消極的だなぁって。
誰かがやるだろうと思っているのかな。

自分の人生の主人公は自分だけなのに、
なんでそんなに無関心というか、他力本願というか…、
”自分でやればいーじゃん!”って日々思ったりしてたんだけど、
アレ?世の中の多数派がソッチで、
実は私が変わってるのかも知れないって最近気付いてきちゃったんだ。」

すると、カンタくんと先輩に口を揃えて、

「お前!今頃気付いたのか?!」

「え!今頃気付いたの?!」

と言われてしまいました(笑)

その後先輩が徐にカンタくんに訊ねました。

「そうか、カンタさんはジュピさんと一緒に仕事始めてもう2年ですよね?
カンタさん、2年経って、改めてジュピさんとはどんな感じですか?
喧嘩ばかりしていても全く不満はないってさっき言ってましたけど。」

カンタくんは即答してくれました。

「ジュピは俺の半分だから。」

前述した通り、
業務上不足部分を補い合う関係であるのは自分でも理解していたので、
それは間違いなくそうだろうと思ってはいたのですが、
「俺の半分だから」という言葉のチョイスに、
「ツイン」というワードが重なったのは言うまでもありません。

「やっぱり俺達はツインソウルなんだな。」って、
気配カンタくんが囁いたことがあって。(初編7話続編3話参照)

彼は宇宙のパワー、地球の自然のパワーを人一倍感じている人なので、
お互い言葉には出さなくともきっと、
私との運命的な繋がりはしっかりと感じてくれているんだろうなと、
この時改めて思いました。

「なのにコイツ、”お前とは最初っから合わない”って言うし…」

とまたグズりだし、

「でも次の日の出張先で最初ツンケンしてたクセに、
夜俺が外に出ようとしたら”私行きます!”って案内してくれてさ、
黙ってずっと傍にいるんだよ。
俺が”UFOだ”って言ったら、”どこどこ?”って、
俺にピタッとくっついて来てさぁ。」

と、この日も2人のエピソードをほんのり暴露されてしまいました。

「やだ!カンタさんもう言わないでよぅ。
あ~分かった!そうだよ!
先輩、今カンタさんが言ったこと、全部”事実”だから!
(開き直ったジュピにカンタくんと先輩爆笑)
前夜はさすがに言い過ぎちゃったなぁと思ったんだよ!
(カンタくんはこの言葉を言わせたかったらしい)
でもでも、特殊過ぎて誰とも全然合わないカンタさんと、
やっぱり特殊な私だから実は一番合ってるんだから!」

「お前!!!俺が誰とも全然合わないって…?
また俺を傷付けたな!フォローになってないからな!」

こんな感じに、私も反論的に少々ディスっておきました(笑)

。。。

。。。

。。。

元職場社長と先輩と別れ、2人でもう1軒行こうとなり、
向かったお店のエレベーターへ乗る際に、
カンタくんが私の事をじっとじっと見つめて来ました。
(カンタくんは私をじっと見つめるのが大好きですw)

向かい合ってじっと見つめ合っていたら、カンタくんが、

「俺達、1回別れたよな?」

と。
私がすかさず、「3回別れてるよ!」と言うと、
カンタくんは大爆笑していました。

私の背中に両手を回して、ずっとずっと顔を近付けて見つめるクセに、
それ以上は何もしてこない鉄壁の理性カンタくん。
ジュピは、

「お願い。…キスして。」

と言い、目を閉じました。

はじめは茶化したり誤魔化したりして抵抗していたカンタくんでしたが、
突然まぁまぁの大きな声で、

「俺は我慢してる!すっごく我慢してるんだ!!!」

と言うと、観念したようにゆっくりと唇を重ねてくれました。
ゆっくりと、何度も何度も。

そして小さな声で、

「我慢してる男の気持ち、解ってくれよ…」

と切ない顔で私を見つめ、強く強く抱きしめてくれました。

私達が愛し合っていることは紛れもない事実です。
でもどうしても「我慢」する必要がある環境にある訳で。
”こんなに愛し合っているのに、なぜ我慢しなきゃいけないの”と、
嘆くことは容易です。

しかしこんなどうにもならないことを、
嘆くだけで終わらせないのがツインレイなのだと思います。

ぶっ飛んだ性格の2人だから、何のしがらみもなく出会っていたとしたら、
おそらく「2秒で別れる」と、カンタくんはよく言います。
実は、私も同意見です。
カップルとなってお互いがお互いを見つめすぎると、
おそらく嫉妬や独占欲、依存心で押しつぶされそうになる予感がします。
だって2人ともホント~にチャラいし、我の塊なんですもん(;・∀・)

毎朝目が覚めた瞬間に彼の事が頭を独占し、
眠る直前まで彼が頭の中にいます。
眠っている間もしょっちゅう夢に登場します。
もし彼が私だけの彼だったら、私は、彼への執着心だけで生きていく、
ものすごく視野の狭いつまらない女性になってしまうかも知れません。
お互いに既婚者で子供もいて、守るものがあって、
そしてお互いが守っているものをひっくるめて、
お互いがお互いの幸せを願っています。

ジュピはカンタくんにキッパリ宣言しました。

「私達は、3次元の結婚よりも強い絆で結ばれてる。
私達が一緒にいるのが当たり前の世の中になる。
私達を知る全ての人が、きっとそう思うようになるから。
だからまずは周りのみんなを幸せにしましょう。」

「この恋はいったん終わりにしよう。大きな愛にしよう。」
と言われてから、3ヶ月以上経過したこの夜は、私の月星座の新月でした。

つづく

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