ジュピ公式サイト ジュピ散文 男女の恋愛が終わった時、そこに何が残るのか ジュピ散文➀

男女の恋愛が終わった時、そこに何が残るのか ジュピ散文➀


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初編5話を先ほど読み返してみました。
今からちょうど3年ほど前の出来事です。

本当にカンタくんが好きで、好きすぎて好きすぎて、
朝、目が覚めた瞬間から、夜、眠りにつくまで、
頭の中、心の中、ずっと彼でいっぱいでした。

こんなに1人の男性を想い続けたことは本当に初めてで、
宝物のような、大切な時間でした。

その愛する男性が、キスをしてくれる。
(小鳥キスですがw)

そして、強く強く抱きしめてくれる。

愛の言葉をたくさんくれる。

しかし…身体は一切求めて来ない。


という、何とも言えない時間でした(^-^;


「俺はお前と、ずっとずっと長い付き合いがしたい。
ずっとずっと一緒にいるんだから、したいけど我慢する。
だからお前も我慢しろよ。」

お互いに求め合う気持ちがある事を理解しつつ、
男女の関係にはならないでおこうと言われたのです。

男女の関係になると、終わりが来て、ずっと一緒にはいられない。
これは世の常なのでしょうか。


ジュピは、実は元彼と連絡を普通に取り、
恋愛は終わっても、友情が続くタイプです。

元彼Aの結婚式に出席したこともあるし、
自分の結婚式にも、元彼Bを招待しました。

昨年の夏には、元彼Aと一緒に、元彼Bのお店へ行きました。
元彼三昧です(笑)
※わざわざ用事もないのに2人で会ったりはしません。
複数人で集まり、偶然そこに居合わせる感じです。


元彼Aと付き合っていたのは、もう20年前の事ですが、
この彼は当時、芸人さんをしていて、東京に住んでいました。

遠距離恋愛だったので、別れ話は電話で、私の方から。

「私に振られた人は、次に付き合う人と必ず結婚するから。
大丈夫。彼女できたら紹介してよ♪」

ジュピはそう言いました。
そう、本当に今までがほとんどそうだったのです。

「私と付き合っていて、
もっとこうすれば良かったと後悔することがあったなら、
次に出会った人には決して同じことを繰り返さずに、
後悔のないように大切にしてあげて。
私とはもう無理だから。」

これは、自分から別れを切り出した際には必ず言っていた言葉です。


そしてこの元彼Aと別れて1年程経った頃、

「ジュピちゃんに会わせたい人がいるんだ。」

と、本当に新しい彼女を紹介してくれ、
結婚式まで呼んでくれた、という感じです。
「ジュピちゃんの言ってた通り、次に付き合った子と結婚することになった。」
と、元彼Aは嬉しそうに報告してくれました。


元彼Bは、元彼Aの後に付き合いました。
繊細で、いつもピアノを弾いているような人でした。

5年付き合って別れた元彼女が夜な夜な電話してきます。
電話には出ません。

間違って出てしまったら、もうかけて来るなと言いますが、
なかなか切ってくれないし、またかけて来ます。

元彼女は、別れてからすごく痩せてしまい、
復縁を望んでいるようでした。
そしてある夜、突然家に押しかけて来ました。

門前払いで必死に追い返そうとするも、なかなか帰らず。
「彼女が来てるから帰って。」
「嘘ばっかり!本当にいるなら会わせて!」
なんて会話が玄関先から聞こえます。

思いつめた顔で、元彼Bは、私に玄関先へ出て来て欲しいと。
ジュピは元彼女と対面しました。

彼の事は私が一番よく知っている、的な事を、
ちょっと半笑いで私を馬鹿にしたように話してくる元彼女に、
ジュピはこう言いました。

そうだね、彼の事を長く知ってるあなたには、
どうも彼は全く頭が上がらなくて、言いなりみたいだね。
あなたは彼が電話を切ってと頼んでも切らない、
来るなと言っても来る、帰れと言っても帰らない。
彼女に会わせろと言ったら私が出て来る…
だから彼は、あなたと一緒にいるのがしんどくなったんだね。
だから彼は、あなたの彼氏でいる事だけは頑なに拒否してる。
…私は、彼が思い通りの自分でいられるように、
仲良く一緒にいることにするね。
もう私がいるから大丈夫、ありがとう。
2人の時間を楽しんでいる最中だから、もう来ないでね。

そのように伝えると、彼女は黙って帰りました。

私は部屋に戻り、元彼Bと話し合いました。
元彼女をあんなメンヘラにしたのはきっと、あなただよと。
きっぱり諦めさせてあげずに、中途半端に言う事聞いて、
期待させて、でもヨリだけは戻してあげないなんて、
どんどん深みにはまるというか、意地になるというか。
もう気持ちがないなら解り易く線を引いてあげないと、
彼女はずっとあなたに依存しちゃうよ。


そんな事を話しましたが、
悲劇の主人公モードの元彼Bにはあまり響いておらず、
言いなりになりたくてなっている訳でもないと思うので、
結局、こういうのが「性格の不一致」というヤツなのかな、
なんて思いました。

そんな最中に1本の電話が。
元彼Bと元彼女の共通の友人からで、
元彼女が手首を切って病院へ向かったとの事でした。


ジュピは、相当病んでしまっている元彼女を不憫に思いました。
ちゃんと、共通の友人に知らせてからのリストカット。
自分が死ぬ目的ではなく、
元彼Bへの憎しみでの行動だろうと思いました。

愛のカタチは相当歪んでるけど、彼女だけのせいではなく、
彼と育んできた賜物だと思います。

元彼Bは…、案の定、
「俺は幸せになんてなってはいけない。」
「愛さないことも愛なんだ。」

なんて言い出し、1人になりたいと。

その後、何度か元彼女から電話がかかってきましたが、
普通に出て普通に話して普通に切ればいいじゃん。
と、私が言い、その通りにしていたら、
電話の回数は減っていき、次第にかからなくなりました。

元彼Bの方は、自分が付き合った人が死んだりしたら、
もう二度と恋愛できなくなる、と怯えていて、
リストカットで人は死なないとは思ったけれど、

事あるごとに被害者の如く振る舞う元彼Bを冷静に見ていると、
元彼Bの事を大切に想う気持ちよりも、
元彼女への同情の方が大きくなってしまい、

「あなたにも原因があるよ。」という、
私の言葉が元彼Bの耳に届くことはなく、
事あるごとに「1人になりたい。」と言う人だったので、

あなたと過ごす期間が長ければ長いほど、死にたくなるかもね。
と私は言い残し、彼とお別れしました。

そんな事があってから数年経ち、

ジュピは、若い頃にバーテンダーのお仕事経験があるため、
知り合いのカクテルバーに、数日だけ頼まれてお手伝いに行きました。
そこで色々教えてくれた同い年の女性バーテンダーと仲良くなり、
一緒に楽しくお喋りしながら仕事をしましたが、

もう明日でお手伝いも終了という時にハッと気づきましたが、
そのバーテンダーさんこそ、あの夜に対面した元彼女でした。

向こうも気付いたのか、気付いていないのか分かりませんが、
その時には既に彼氏がいて、一緒に暮らしていると言っていました。
とてもいい笑顔で笑っていました。

男次第で自分の運命が決まるのなんて、イヤですよね。
その元彼女さんも、様々な経験を経て、
元彼Bへの執着を手放したからこそ、
今の幸せを手に入れたのだなと思いました。

元彼Bは、上述した通り、昨年会いましたが、
相変わらず、20年近く経ってもあの頃のまま1人です。


…話題が存分に逸れてしまいましたが、
今回はこのまま逸れ続けようと思います。
(実はインサイドストーリーを書いていたつもりが、
散文になってしまいましたのでカテゴリー変えました(゚Д゚)ノ)


ジュピが思うに、結局のところ、
一度でも本気で好きになった人を、
まるで存在すらなかったように消し去るのは、
しない方が良いと思うのです。

全ての経験の中に、大きな学びがあり、
でも自分の心をオープンにしていなければ、
その学びにも気付かず、同じ事を何年も何度も繰り返す。

元彼Bのように、自分は間違っていない、自分が正しい、
と絶対に曲げる事ができない頑なな心を持ち続けていたり、
5年も付き合った女性の事をなかったことにしようとして、
都合が悪くなると「1人になりたい。」と心を閉ざしていたら、
成長できずに止まったままになるんだと思います。

自力で1UPするには、心を柔軟にすること、
内なる声に耳を傾ける事、
ヒントや答えは、色々な所から聞こえてくると思います。


宇宙からのメッセージは、必要な時に、必要な人に、
必ず届けられると思います。
たくさんの経験をして、たくさんの学びを経て、
イイ女に成長していきましょう♪

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