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初編1話で、カンタくんに「ロックオン」されたのはなぜなんだろう…
当時は知る由もなかったのですが、今となってはなんとなく判ってきています。
前の記事にも書いた通り、「先輩」の存在が大きく関わっていたと思われます。
先輩とはいえ、実はジュピと同い年ですけどね(;^ω^)
先輩は、仕事がスマートで隙がなく、
常にパリッとしてるお堅いイメージの人で、物静かで冷静で、
なんとなく男の色気を感じさせる人で、しかも独身です。
先輩が一緒の同業の飲み会では、
独身キャリア女子がみんな「初デート」のような恰好で現れ、
「私、あなたの隣に似合う女でしょ」みたいな空気を出しまくり、
上流階級のような、上辺だけの会話が飛び交います(ディスりすぎw)
が、しかし、先輩はとってもガードが固く、
パーソナルスペースに入り込める女子は1人もいません。
人類全員と距離を取っているとしか思えない孤高のヒト
なのです。
お酒を飲むと少し陽気になり、下ネタも言っちゃいますが、
決してガードは崩さない先輩。
自身のプライベートな話しは一切しませんし、聞かれても決して答えません。
しかし女子達はめげず、先輩を集団で遠巻きに囲んで、
「ねぇねぇ、先輩さんはどんな女性が好みなの?」
とか、
「結婚願望はないの?今は本当に付き合っている人はいないの?」
みたいな、しょーもな先輩中心の話題に持っていくのです。
「先輩の恋愛事情とか、全然興味ないんだけど…つまんない!」
「先輩がはぐらかして何も答えないからずっとこの話題じゃん、
勿体つけずに言えよ!早く誰かと結婚しろよ!」
ジュピは毎回、声を大にしてこのように述べておりました\(゜ロ\)(/ロ゜)/
自分を狙ってない女ジュピには心を開いてくれている先輩、
人を寄せ付けないバリアを、ジュピにだけは解いてくれています。
(バリア突き破って入ってると言われますw)
なので、先輩がなぜ他人に心を開かないのか、
その理由もジュピには話してくれています。
普段は、鎧でも装着しているのですか?というくらいにガチガチな先輩が、
ジュピの前ではフラットな、誰にも見せない表情になるため、
私は先輩とずっと噂され、女子達を敵に回していましたが、
「ザ・気にしなーい!」
のスタンスで過ごしていました。
初編3話をお読みいただけば少し書いているのですが、
カンタくんは初編1話のロックオンからずっと、
ジュピを先輩の隣に座らせないようにしていました。
特に気にしていなかったのですが、会食に同席していた事務員さんが、
「先輩さんはジュピさんの事が好きに違いない」
と言ってきたので、
「あぁ、仲良しだからよく噂されるんですよ~」
と返すと、
「イヤイヤ、あんな先輩さんの、ジュピさんと接する態度、
今まで一度も見た事がないんです。
もう何年もお仕事でも食事の席でも会ってますが、
あんな風に女性と接する先輩さん初めて見ました。」
と言うのです。
席を外していた先輩が戻ってきたので、
「ねぇ、私の事好きなの?好き好きオーラ出ちゃってるみたいよ」
と言ってみたところ、
「・・・は?!んな訳ないじゃん(-_-メ)」
と、サラリと返されました(笑)
「でもでも、普段と態度が全然違うってさ。
あんたのせいじゃん、私達が噂されまくってたの。
もう~、好きなら好きってちゃんと言ってよね~。断るけど!」
「こっちこそお断りだよ・・・(-_-メ)」
とかなんとかベラベラ喋ってこの話題は終了しましたが、
先輩も割と「芯の強い男」で、
カンタくんの事を尊敬はしていますが、「屈さない」強い心を持っています。
カリスマ性の高いカンタくんが、
“白と言えば白、黒と言えば黒“
に流れてしまう人が多い中、先輩は決して流されません。
ジュピも、ネゴシエーションスキルは高い方じゃないかなと自負していますが、
先輩もかなり強く、いい感じの議論になります。
そんな屈さない先輩と互角に渡り歩いているジュピを、
カンタくんは見つけてくれたのかも知れません。
事務員さんは単純に「好きなんじゃないか」と言いましたが、
カンタくんはもっと深読みしてくれてたんじゃないかな~と…
単に野生の勘だけかも知れませんが…
なんて色々考えたところで、
“隣に座らせないほどヤキモチ妬いちゃってた”
っていう返答を一番求めてるジュピですが(;^ω^)
ちなみに初編4話に書かれている、ジュピのことを、
「コイツ軽いな、今晩いけそう、と期待させておいて、サッと帰る女」
と命名?してくれたのは、先輩とその仲間達です(笑)
・・・後日談ですが、この食事会から随分経って、1年半くらい経った頃でしょうか。
続編4話にもチラッと書きましたが、初編7話あたりの大事件勃発の頃に、
先輩に、
「ジュピさんの事が好き。だけど、カンタさんには敵わない。」
と言われた事があります。
お酒の席でまぁまぁの記憶を失う先輩なのですが、翌日会った時に、
「ねぇねぇ、先輩昨日私の事好きって言ったよ、覚えてる?
でもカンタさんには敵わないんだって。
何が敵わないの?私が先輩を想うより、カンタさんを想ってるってこと?
それとも、先輩が私を想う気持ちより、
カンタさんが私を想ってる気持ちが強くて敵わないってこと?どっち?」
みたいにドンドン質問してみましたが、
「俺そんな事言ったの?!ジュピさんなんか好きじゃないし、
何が敵わないんだろうね(笑)」
と、先輩は大爆笑してました。
。。。
。。。
。。。
そんな先輩とカンタくんと、続編9話にもあります通り、食事に行きまして。
3人でUFOを見たんです。
(って、誰に言っても、あ…そうなの、良かったね…と薄い反応ですが、
本当に見たんだもん。(@_@))
この頃のカンタくんは、先輩の隣に私が座る事を阻止しようとせず、
この夜は先輩が真ん中に座っていました。
「UFOは未来から来た自分達」ってTRUE HEARTSさんが言ってたので、
それをカンタくんに伝えると、
「あの日に3人で頑張ろうって誓い合ったよなって、
未来の俺達3人で見に来てたのかな。」
と言ってました。
このUFOを見た日、
カンタくんとの長い長い(と言っても3ヶ月くらい)お別れにピリオドを打ち、
久しぶりにキスをしたので、
「この日、もう離れないって誓ったよね。」
って、未来の私達が見に来てくれたのかも知れません(*^^*)
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